米国投資はやめるべきか

米国の金融危機不安が高まっています。


金融危機発生のパターン

  1. 現在は高いインフレ状態になっています。
  2. 利上げ停止により、現金保有の旨味が減ると、株を保有するようになるため、株価は上昇。
  3. この辺りから、失業率が増加し、株価が一気に暴落しました。


異常に高いインフレが原因となっています。

2008年のリーマンショック後は、金利0、お金ばら撒き政策によって、株価の引き上げに成功しましたが、

元々高いインフレ率となっている場合、金利0にしてしまうと市場にお金が出回り過ぎてしまうため、対応ができません。

1974年オイルショック時も同様の状況でしたが、6年ほど株価低迷時期がありました。

景気後退の流れ

  1. 逆イールド発生(10年債券・2年債券の利回り逆転)
  2. 利上げ停止
  3. 景気悪化により、利下げ。逆イールドは解消 ※市場参加者は2023年9月を想定
  4. 景気後退
  5. 失業率上昇、株価暴落(失業率は遅行指標なので、失業率が上がり始めるくらいで、株価が底値になっていることが多い)
  6. 株価上昇



現在は、融資基準の強化により、銀行の貸し渋りが生じている。

商業不動産ローンでは顕著に出ている。リーマンショックと同じくらい高い状態。