検疫ネットワーク


検疫ネットワークとは。外部からLAN内へマルウェアを持ち込まないようにする仕組みです。

  1. 隔離機能
  2. 検査機能
  3. 治療機能


隔離の方法

ソフトウェア方式

パーソナルFWの機能を使い、LAN接続時に検疫用ソフトウェアが検疫サーバとだけ通信できるように設定する方法です。

検疫ソフトウェアを無効にした状態でLANに接続した場合、検疫処理を受けることなくLAN接続することができてしまうので、強制力に欠けます。


DHCP方式

LAN接続時にDHCPサーバから検疫ネットワークのIPアドレスを割り当てる方式です。

検疫用ネットワークとLANには、異なるネットワークアドレスを割り当てることで、LAN内の機器と通信することを防ぎ、隔離します。

認証スイッチ方式

VLANを用いて隔離する方法です。

検疫用ネットワークとLANを異なるVLANグループすることで、強制的に分離します。

認証スイッチ方式で隔離するのが、最もセキュリティ上効果的です。