DBMSとは?基本機能について解説してみた

DBMS(データベース管理システム)とは、データベースサーバソフトウェアのような、データベースを扱う一連の仕組みのことです。

DBにアクセスするのが、DBMS(DataBase Management System)です。




DBMSの基本機能

DBMSの基本機能は、次の通りです。

  1. データベース定義機能
  2. データベース操作機能
  3. 同時実行制御機能
  4. 障害回復制御機能
  5. データ機密保護





データベース定義機能

データベース定義機能とは、名の通り、データベースを定義する機能のことです。

定義する言語は、DDLと呼ばれます。

データベースを生成したりします。

 

データベース操作機能

データベース操作機能とは、データベースを操作する機能のことです。

操作する言語は、DMLと呼ばれます。

データベースからデータを取得したり、データベースに格納するための機能です。


DBからSELECT文の実行依頼がきたら、実際にSELECTをするのが、DBMSの機能の一つだよ




同時実行制御機能

同時実行制御機能とは、複数の利用者が同時に同じ情報にアクセスする場合に、矛盾が生じないようにするための制御機能です。


障害回復制御機能

障害回復制御機能とは、データベースで障害が起きた時に元に戻せる機能のことです。


詳細はこちらの記事でご覧ください。



データ機密保護

アクセス権の付与・剥奪などを行う認可制御、データの暗号化などを行うことで、データを保護する機能です。


データの不当な改ざんや漏洩を防ぎます。