情報セキュリティ対策(パーソナルファイアウォール・コードサイニング・TPM)

パーソナルファイアウォール

PCでのセキュリティ対策として、パーソナルファイアウォール(PFW)を学習しましょう。

PCにインストールするファイアウォール(FW)機能です。

FW機器は、ネットワーク全体をコントロールしますが、
PFWはソフトウェアタイプで、PCにインストールすることでPCに出入りするパケットプロセス単位で制御できます。


例えば、ブラウザAはインターネットへの通信OKなHTTPS通信、ブラウザBはLAN内のみOKなHTTPS通信である場合、FWはネットワーク全体をコントロールしているため、ブラウザA/Bをそれぞれ制御することができません。

一方で、PFWはIPアドレスごとに制御可能なので、ブラウザA/Bの制御も可能です。



コードサイニング

プログラム作成者やプログラム配布元ベンダがプログラムコードに署名を付け、これを検証することで、第三者によるプログラムコード改ざんが無いかどうかを確認します。


TPM(Trusted Platform Module)

TPMは、PCやサーバに備わっているセキュリティモジュールのことです。
鍵ペアの生成・格納する機能や、暗号鍵生成時に利用する乱数の生成、ハッシュ値を計算する機能などがあります。

TPMに秘密の機能が格納されているので、耐タンパ性が求められます。