情報処理安全確保支援士とは?資格概要を完全解説

情報処理安全確保支援士(SC)とは、サイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能を活用して企業や組織における安全な情報システムの企画・設計・開発・運用を支援し、また、サイバーセキュリティ対策の調査・分析・評価を行い、その結果に基づき必要な指導・助言を行う者を指します。

セキュリティのプロです




試験内容

各試験の概要

試験内容回答方式
午前Ⅰ応用情報の午前問題から抜粋マークシート。
知識があれば回答できる。なければ回答できない。
過去問が使い回される。
午前Ⅱセキュリティ専門分野マークシート。
知識があれば回答できる。なければ回答できない。
過去問が使い回される。
午後Ⅰセキュリティ専門分野記述式。事例問題。
状況把握力(文章読解力・専門用語を正しく理解すること)、専門知識から推理・思考する力が必要
午後Ⅱセキュリティ専門分野記述式。事例問題。
※午後Ⅰよりも長い問題文だが、必要な知識は午後Ⅰと同じです。
状況把握力(文章読解力・専門知識を正しく理解すること)、知識から推理・思考する力が必要
試験概要



午後試験は、基本知識を用いて、自分の頭で思考する必要があります。



そのため、基本知識を丸暗記するのではなく、しっかりと理解し、応用できるようにならなければなりません。



実務経験がないけど、必要かな?

Linuxなどのコマンド知識はあると役立つけど、実務経験がなければ合格できない試験ではないよ。
ぜひ、手元のPCにダウンロードして、実践してみよう。




出題範囲

基本的にはセキュリティの専門分野が出題されます。


更に、ネットワークセキュリティも含まれるため。ネットワーク技術も専門分野に含まれます。

ネットワークとセキュリティを学習する必要があるということです。



取り組み方針

片手間で合格できるレベルの試験ではありません。

大学受験と同様、スキマ時間を有効に活用し、無駄な時間を省き、自分を追い込んでみてください。

午後試験の学習方法

文章の書き手の意図通り読解すること

文章は読みにくいことが多いため、文体に慣れることが大切です。

また、何に対しての知識を問いたいのかを明らかにする必要があります。

本試験問題の本文をたくさん読みこむことが大切です。


1題につき、5回読み込みましょう。

本文中に取り上げられている知識を習得する

時間はかかりますが、事例問題で取り上げられる知識で不明点がある場合は調べ、知識の幅を広げましょう。