検定とは?帰無仮説と対立仮説、検定手順を解説

検定とは


検定とは、母集団に関する仮説を標本から得た情報に基づいて検証することをいいます。

仮説を立てた上で、仮説があっているかどうかを確認するんだね


帰無仮説と対立仮説



帰無仮説H0とは、これから間違っていることを検証したい仮説です。



対立仮説H1とは、自分が正しいことを証明したい仮説です。




例えば、商品Aは男性より女性の方が購入確率が高いことを検証したい場合は、下記のようになります。

  • 帰無仮説H0:商品Aは男性より女性の方が購入確率が低いこと
  • 対立仮説H1:商品Aは男性より女性の方が購入確率が高いこと




検定の流れ


検定の流れをまとめると、次の通りです。

  1. 帰無仮説・対立仮説を設定する
  2. 帰無仮説がどのくらいの確率で起きるのかを調べる
  3. 一定の確率(有意水準)を決め、2の分布において対立仮説に有利になる棄却域を設定する
  4. 標本の統計量が棄却域にあるかを調べる。棄却域にあれば、帰無仮説は間違えているとする
  5. 対立仮説が正しいことになる



帰無仮説が間違っていて、対立仮説が正しい場合、帰無仮説は棄却され、対立仮説が採択されるといいます。



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2022年5月30日